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【先輩・後輩インタビュー】「相談しやすい」「成長できる」OJT期間を終えた先輩後輩の関係性を徹底取材!

Category:匠工房の文化

建築事業部でリフォーム営業として働く、2024年入社のIさん。そのOJT担当を務めたのが、2021年入社のNさんでした。年次も得意分野も異なる二人が、現場でどのように関係を築き、どのように成長していったのかーー。

今回は入社1年目のOJTを通して体験したことや成長したことについてお話しいただき、二人のリアルな言葉でお届けします!

お話を伺った人

N.Yさん (先輩)
所属:建築事業部
職種:リフォーム営業
役職:営業課長
入社:2021年(新卒9期生)

I.Yさん (後輩)
所属:建築事業部
職種:リフォーム営業
役職:副主任
入社:2024年(新卒12期生)

大切なのは「雑相」・・・?相談しやすい関係づくりで、成長を後押し

ー本日はお集まりいただきありがとうございます。OJT期間を振り返って、ざっくばらんにお話しいただければと思います。さっそくですが、NさんはOJT担当としてIさんの成長をどのようにサポートしていましたか?

Nさん :現場やお客様の訪問時には、担当の新入社員にも同席してもらうのですが、自分が見本を見せるだけでなくIさんメインで話す機会もつくって、実践経験を積むことでより成功体験の数が増えるようサポートしました。不安なときには、一緒に資料作りをしたり、何を話すか事前に練習したりしていましたね。

いきなり全部を担うのは難しいので、まずは導入の話だけするとか、見積もりの説明をするとか、回を重ねるごとに話せることを増やしていくようにしました。でも彼はなんでも器用にこなせるタイプだったので、最初に「これやってみよう」と言ってから「一人で行ってみようか」となるまでは時間がかからなかったですね。

Iさん :いやいやそんなことないです(笑)。Nさんについていってお客さんのところに行ったとき「Iさん、ちょっとお客さんの前で話してみて!」と声をかけていただいたのは確かに印象に残っています。お客さんと話すことを少しずつ経験させてもらっていたことで、徐々に慣れることができたような気がします。

ー新入社員をフォローする上で、Nさんが特に意識したことは何ですか?

Nさん :OJTの最初のステップとして、関係づくりに重きをおいていました。独り立ちしてからは相談しづらいかもしれないので、日々の会話の中で他愛もない話をあえてすることで、いつでも相談しやすい雰囲気を作るようにしていました。
仕事の話をする上でも、ある程度の関係性がないと話しづらいじゃないですか。だから「報連相」と同じように「雑(雑談)(相談)」も大事だと思うんです。

Iさん :Nさんのお話、いつもおもしろかったです!Nさんは現場でも社内でも常に周りをみて積極的に声をかけていました。僕だけでなく、忙しそうな人がいればすぐに声をかけ、自然に助け合える空気を作ってくださっていたのだと思います。

一方で僕は空気があまり読めなくて(笑)。自分なりに頑張ろうとは思っているけれど、Nさんのそういうところ、僕には真似できないかもしれないです。

Nさん :そんなことないよ(笑)。Iさんはよくできる新入社員だったので、実はフォローしてあげた感覚があまりなかったんだよね。それでも、たとえば商材のカタログと長い時間にらめっこしているときとか、なんだか今助けてほしそうだな・・・と思ったら声をかけるようにしていたかな。

Iさん :実はちょっと、声をかけてほしいな・・・と思いながらカタログを見つめていたところがあります(笑)。

一同:笑い

ーOJT担当として、Nさんはどのようなときにやりがいを感じましたか?

Nさん :Iさんが一人で契約を取ってきたときは、自分が契約するより嬉しかったしとてもやりがいを感じましたね。Iさんは成長が早かったから、契約を取ってくるまでのところはまったく心配していませんでした。私よりもできると思う点も多くあったので「行ってこい!失敗してこい!」くらいの感じでしたね。でも、私の想像を超えるくらいどんどん成長して、多くの契約を取ってきていました。

Iさん :いやいや・・・僕は口下手なのでそんなことないです。コミュニケーションより、親しみやすさ勝負でいきます(笑)。

Nさん :ええ、むしろコミュニケーションは得意なんじゃないかと思っていたよ。最初は私から教わったことや私のしていることを模倣するところから始まって、自分なりに分かりやすい説明や書類を自分で作るようになっていたので、すごく営業に向いているなって。Iさんが「まだできていない」って思っているのは、OJT担当を務めていたとき私があまり褒めていなかったからかも。

Iさん :確かに・・・契約を取ったときは「よくやった!」と声をかけていただいたけど、日頃から、「ここが上手だね」と言われたことはなかったですね。

Nさん :かなり評価していて期待していたからこそ、褒めることより課題を伝えることの方が多かったね。

Iさん :でも、褒められたら現状に満足して向上心がなくなってしまうかもしれないので、その方がよかったかもしれないです(笑)。

一同:笑い

ーOJTをする上で「これは絶対に伝えておきたい」と思っていたことはありましたか?

Nさん :「楽しいこともあれば辛いこともあるけど、何があっても自分だけは味方だしいつでも遠慮なく相談してほしい」とずっと言っていました。

Iさん :本当に心強かったです。Nさんがいつも「仕事で失敗しても俺がいるからな」というスタンスだったので、失敗を恐れず挑戦できる環境だったのがよかったなって思います。

Nさん :もちろんいつでも味方だけれど、厳しく言うときは「伝える環境」に気をつけていました。何かを指摘するときは普段の会話の延長ではなく、あえて会議の場で伝えるとか、車の中で伝えるとか、厳しい言い方をするのではなく、環境を変えることでより真剣に伝えるようにしていました。会議の場だと、他の新入社員にも伝わって、みんなにとって勉強になりますしね。

Iさん :Nさんは本当に怒らない方で、いつもアドバイスの形で伝えてくださっていました。よくないことはもちろん指摘してくれるけど、怒るような言い方はしなかったですね。だからこそ、悩んだときには自分だけで解決しようとせずに、真っ先にNさんに相談していました。Nさんは問題がこれ以上大きくならないように解決策を提示してくださったり、親身に話を聞いてくださったりしたのでそれが励みになって、次の提案では自分らしい伝え方を大切にしようと前向きになれました。

「会社に行きたくない日がなかった」支えられて歩んだ成長の日々

ー続いては、OJTを経験したIさんを中心にお話をお伺いします。Nさんからのアドバイスで、特に印象に残っていることを教えてください!

Iさん :「金額で勝負するより、価値を伝えることが大事」というアドバイスが印象に残っています。単に値段を抑えるご提案ではなく、このご提案で暮らしがどのように良くなるかを伝える視点を教わりました。匠工房には匠工房ならではの強みがあるから、それをお客さんに伝えることを徹底していますね。

ー新人時代に何か不安なことがあったとき、Nさんから励ましてもらったことはありましたか?

Iさん :工事を進めているとき、ミスをしてお客さんをお待たせしてしまって悩んでいるときにかけていただいた「自分のペースで大丈夫。丁寧にやっていけば結果はついてくる」という言葉が印象に残っています。Nさんは「ミスをしても俺がカバーする」くらいの勢いだったので安心できましたし、その言葉通り目の前のお客様一人ひとりに丁寧に向き合うことを意識してから、少しずつ結果が出てきて自信につながっています。

ー職場の雰囲気は、入社前に想像していたものと比べていかがでしたか?

Iさん :年齢や役職に関係なく話しやすい雰囲気がありました。入社前は上下関係が厳しいかと思っていましたが、実際はフラットで相談しやすい空気があります。困っていると、忙しい中でも誰かが自然に声をかけてくださるので安心して働けています。

Nさん :これ、本音?

Iさん :本当の本音です(笑)。入社前の職場体験のときだけ優しく振る舞ってくれているのかなと思ってたけど、入社してからも皆さん優しいですし、質問しやすいです。特に僕のいる店舗はほんわかした雰囲気の人も多いです。

ーOJT期間中、質問や相談をする際に、どのようなことを心がけていましたか?

Iさん :質問や相談をする前に自分なりに一度考えてから聞くこと、質問の背景や状況をできるだけ簡潔に伝えることを意識していました。入社したての頃は世間のことを知らなかったので、「今お時間いいですか?」と声をかけることや、事前に自分で考えてから聞いた方がいいということを、先輩に教えていただいたんです。

それから、一度教えてもらったことは忘れないように、いつもその場で必ずメモをして後で見返すようにしています。他にも、たとえばNさんが電話しているのをメモで書き起こしたり、スマホのボイスメモで録音して聞き直したりもしていましたね。入社した頃からできないことが多すぎて「やらないとまずい」という危機感があったところからずっと続けています。

Nさん :正直、最初はIさんを見ていて学生気分が抜けていないのかな?と思うところもあって・・・向上心があるとは思っていなかったんですけど、あっという間に一人前になってくれました。振り返ってみるともっとサポートしてあげられたらと思うところはあるけれど、それくらい成長してくれたのはIさんのポテンシャルだったと思うよ。

Iさん :Nさんのサポートが、ちょうどいい塩梅でした!

ーOJT期間を終えての感想をお聞かせください。

Iさん :一言で言うと助かった!という感じです。この制度があるからこそ先輩に質問しやすいですし、なかったらどうなっていたんだろうって思います。入社してからの1年間、僕は仕事にいきたくないと思った日がないんです。楽しく仕事をさせてもらって、今では勝手に天職だと思っているくらいです。新しいことにも挑戦してさまざまなことを学べてとても有意義な一年でした。僕は建築学科を卒業しているのである程度の知識があったけど、同期の7割くらいは未経験からの入社。だからこそ、とてもありがたい制度だと思います。

“怖そう”だった先輩が、一番頼れる存在に

ーOJT期間を終えて、お二人がお互いに今だからこそ聞いてみたいことはありますか?

Nさん :改めて、第一印象がどうだったのか聞いてみたいな。

Iさん :Nさんは会社説明会で初めて見かけて、第一印象は「怖そう、厳しそう」でした。口調もはっきりしていて、厳しく指導されそうだなって・・・。でも、実際は怒られることもなく、とても優しい人でした!Nさんから見て、僕の第一印象はどうでしたか?

Nさん :最初は礼儀知らず、マナー知らずでこの子大丈夫かな?って思ってた(笑)。でも、気づいたら一年通してずっと成績もよくて、大きなトラブルもなくて・・・いつからかすごく成長を感じたんですよね。今は店舗が変わってしまったけど、右腕として横にいてほしいと思うくらいです。

Iさん :ありがとうございます!自分が成長したタイミングって、分からないんですよね。今後に生かせるように言語化してみたいんですけど、思い出せなくて・・・Nさんはどう思います?

Nさん :んー、いつからかっていうと私も曖昧だけれど、入社当初に比べると仕事への向き合い方が変わったと思う。言われて取り組むのではなく、自発的に動く部分が増えたかなと。業績が上がっていったのも一因かもしれないね。

Iさん :確かにそれはあるかもしれないです。Nさん、もう一つ質問してもいいですか?Nさんから見て、僕はどこを伸ばしたらもっと成長できると思いますか?

Nさん :もっといろんな人とコミュニケーションを取ってもいいんじゃないかなって思う。同じ匠工房でも他の店舗でアプローチの方法が違って、見積もりの作り方や契約までの流れも、10人いたら10通りのやり方があります。だから、他の人のやり方を見て、いい部分を吸収しながら、自分のやり方も発信してあげたりという場を作ってほしいですね。Iさんは自分から発信する能力があるから、それをもっと生かしてもいいと思う。

Iさん :それは新しい視点でした!これまでは自分から人と関わっていくということを意識していなかったので、今後実践していきたいです。

“自分のペースで、自分らしい選択を” ― 就活生へのエール

ー匠工房への入社を検討している学生の方に向けてメッセージをお願いします。

Iさん :営業の仕事は契約を取るのがゴールになることが多いですが、匠工房の場合はヒアリングから施工、お渡しまでを担当するから、営業の知識だけでなく施工管理の知識もつきます。もちろん範囲が広い分大変なこともありますが、研修やOJT担当の先輩のサポートもあり、知識がついた上で実践に進めるので成長スピードが早いのも魅力のひとつだと思います。上司や先輩から強制されるのではなく、自分でやろう!と思える意欲の生まれる会社でもあります。
僕は「手に職つける」ために自分自身に能力を蓄えたくて匠工房を選びましたが、仕事の選び方は人それぞれだと思います。焦らず自分のペースで「自分に合っていて楽しいと思えること」を大事にしてほしいです!

Nさん :就活は人生のターニングポイントになると思うので、給与のこと福利厚生以上に「自分が本当にしたい仕事でどんな環境で働けるのか?」というのを意識してほしいです。

もちろん、働いていて楽しいかどうかや、人間関係、環境の面は実際に入社してみないと分からない部分もあるけれど、そこも含めてしっかり向き合って、考えて、就活に挑んでもらえたらと思います。入っていただいたからには、サポートもするし、飛び込んできてほしいです!

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