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Category:匠工房の文化スキルアップ
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匠工房人事部です! 匠工房では、スタッフ一人ひとりの成長を何よりも大切にしています。
社員が安心して成長できる環境を日々追求し、整えています。
そして、成長していく上で欠かせないのが「目標」を持つことです。
ただ、「目標」という言葉を聞くと、堅苦しいイメージや、何かに追い立てられるようなプレッシャーを感じる人もいるかもしれません。
特にノルマのように感じてしまうと、負担に思ってしまうこともありますよね。
しかし、目標は決してネガティブなものではありません。 本来の目標は、私たちの成長を力強く後押ししてくれるものです。
この記事では、目標の本質とその価値を改めて見つめ直し、自分らしい働き方を実現するためのヒントをご紹介します。
新入社員として、どのように目標と向き合えば良いか、一緒に考えていきましょう!
新入社員にとって、目標を持つことは自身の成長を大きく後押しします。
まず整理しておきたいのが、「目標」と「ノルマ」の違いです。
多くの人が混同しがちですが、これらは根本的に異なるものです。
・ノルマ:外部から課せられた義務で、プレッシャーやストレスを伴うことが多い
・目標:自分の成長を促し、仕事をより充実させるための大切な指針
たとえば、「いつか自分のカフェを開きたい」という夢があるとします。
その夢を目標にすれば、次のような行動が見えてきます。
・カフェでアルバイトをして現場の経験を積む
・バリスタの資格を取得する
・ビジネスの基本を学び、事業計画を作成する
これらのステップを一つひとつ実行することで、カフェを開くという目標に一歩ずつ近づくことができます。
会社での仕事においても同様です。
たとえば、
「将来的にリーダーとして活躍したい」
「お客様から信頼される営業になりたい」
といった理想像があれば、その実現に向けて、日々の業務にどんな姿勢で取り組むべきか、どんな行動を重ねていくべきかが見えてきます。
このように、目標があることで、日々の行動に“意味”と“方向性”が生まれるのです。
目標は、日々の行動を導く指針となり、成長のための道しるべです。
自分自身の成長を実感できる目標を設定し、達成することで、より自信を深め、充実した仕事を実現できるようになります。

私たちの成長に欠かせない目標は、設定の仕方次第で、大きな力となります。
しかし、適切な設定をしなければ、その目標がかえって負担となり、成長の妨げになることも。
よくある目標設定の課題点には、次のようなものがあります。
・目標達成の基準が明確ではない。
・現在のスキルからかけ離れた、高すぎる目標になっている。
・目標を達成するための具体的な行動が見えていない。(行動目標の欠如)
・自分自身の思いと一致しない目標設定になっている。
これらが、目標をネガティブに捉える原因になっているかもしれません。
ですが、目標の本質は、私たちの成長を後押しし、仕事を楽しくするための大切な指針です。
決して自分を苦しめるものではありません。
目標設定には、自身の強みや課題を深く理解し、現実的な目標を立てるスキルが求められます。
そのため、最初は経験豊富な上司や同僚にサポートを求めることが大切です。
一人で抱え込まず、周囲と協力して目標を立てることで、確実に成長につながる目標を見つけられます。
匠工房では、新入社員の成長に不可欠なプロセスとして、目標設定の機会を設けています。
新入社員は2週間に一度の研修に参加し、自身で目標を立て、その達成に向けて取り組みます。 目標設定は、シンプルな流れで進めます。
1. 1年後の理想像を描く まず、自分が「1年後にどのような姿になりたいか」を具体的にイメージします。
この理想像を描くことが、目標達成への第一歩となります。
2. 理想像から逆算して目標を立てる 次に、その理想像を実現するために必要なステップを逆算して考えます。
「1年後にはこうなる」「6ヶ月後にはこのスキルを習得する」といった中期目標を立て、さらに「1カ月後には何を達成するか」という短期目標を設定します。
3. 小さなタスクに分解して行動する そして、短期目標をさらに小さなタスクに分解し、具体的な行動目標として一つずつ実行に移していきます。
このプロセスを繰り返すことで、大きな目標を達成するための道筋がはっきりと見えてきます。
小さな目標を一つひとつクリアしていくことで、自信と経験が積み重なり、最終的には大きな長期目標に到達します。
ここで大切なのは、最初から大きな成功を求めるのではなく、小さな一歩を積み重ねることです。
その一歩一歩が自信と達成感を生み、「次はもっと先に進もう」というモチベーションの連鎖につながります。
このモチベーションの連鎖こそが、新入社員の成長を力強く後押ししてくれるのです。

ここでは、実際のスタッフが立てている目標を、就活中の方にもわかりやすいよう少し抽象化してご紹介します。
あくまでイメージ例ですが、入社後の働き方を想像するきっかけになれば嬉しいです。
| 例1:入社1年目(リフォーム営業の場合) | |
|---|---|
| 1年後の目標 | 1年間で副主任という役職に昇格する |
| 日々の行動 | ・商談後には先輩や上司に「今日はどんな話し方、伝え方が良かったか」を必ず振り返り、改善を続ける。 ・訪問の際には必ず1つ「自分で話すパート」を持ち、回数を重ねながらできる範囲を広げていく。 |
| 例:入社1年目(設計職の場合) | |
|---|---|
| 1年後の目標 | 現地調査やヒアリングをもとに、平面図やパースなど一通りの図面を作成できるようになる。 |
| 日々の行動 | ・図面や資料は提出前に必ず再チェックを行い、ケアレスミスを減らす習慣をつける。 ・現場に同行した際には、大工さんや職人さんに自分から声をかけ、情報を主体的に収集する。 |
このように匠工房では、入社1年目から「背伸びしすぎない、けれど着実に成長につながる」目標を立てています。
数字や資格だけに縛られるのではなく、日々の行動を少しずつ変えていくことが、未来の自分をつくっていく第一歩です。
目標設定を進める上では、サポート体制が非常に重要です。匠工房では、その支援に特に力を入れています。
たとえば、外部パートナーと連携し目標設定や達成のための研修を定期的に開催したり、直属の上司や二人三脚でサポートするOJT担当者が個々の目標に合わせたプログラムを考えたり、社員一人ひとりが自分のペースで成長できるようサポートしています。
また、定期的な評価とフィードバックを通じて、社員の努力を正当に評価し、さらなる成長へと導く仕組みも整えています。
このため、匠工房の社員は「今の自分」がすべきことや「次のステップ」に進むために目指すべき目標が明確です。
それを達成するにはどんなアプローチが必要か、一人ひとりが自分自身と真剣に向き合い、目標を設定していきます。
もちろん、先輩社員や上司にいつでも相談できます。
こうしたサポートがあることで、新入社員でもスムーズに目標設定を進められる仕組みになっています。
現在、匠工房で活躍しているスタッフによるOJT制度のインタビュー記事もございます。
ぜひ、この記事と合わせてご覧ください。
▼匠工房OJT制度について
•一番近くでサポート!先輩社員と二人三脚でスキル習得と目標達成を目指す、匠工房「OJT制度」のリアルをご紹介!(OJT担当者インタビュー)
•先輩社員と二人三脚でスキル習得を目指す、匠工房「OJT制度」のリアルをご紹介! 〜設計職編〜

新入社員として働き始めたばかりの時期は、不安や「自分に何ができるだろう」という迷いを感じることもありますよね。
そんな時こそ、小さくてもあなた自身の目標を持つことが、毎日に意味と手応えを与えてくれます。
目標は、あなたを追い込むためのものではなく、「こうなりたい」という気持ちに寄り添い、導いてくれる道しるべです。
最初はうまくいかなくても大丈夫。
目標に向かって一歩踏み出す、その姿勢こそが、すでに成長の始まりです。
匠工房では、あなたが思い描く「なりたい自分」に一緒に向き合い、無理なく一歩ずつ前に進める環境を整えています。
「できること」から始めて、「なりたい自分」に近づいていく。
その一つひとつの積み重ねが、未来のあなたを創り上げていきます。
私たちと一緒に、最初の一歩を踏み出してみませんか。
それでは、匠工房人事部でした。 また次の企画記事でお会いしましょう!
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