建築事業部
A.Yさん
職種:営業
役職:主任
入社:2023年(新卒11期生)
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Category:リフォームの仕事先輩社員インタビュー
建築事業部
A.Yさん
職種:営業
役職:主任
入社:2023年(新卒11期生)
建築業界に就職し活躍するためには、専門知識を持っていないと難しいと思っていませんか?実際にはそんなことはありません。
家づくりに興味がある、人が好き、成長したい・・・ひとつでも当てはまるなら大丈夫です。
今回は、大学の経済学部で経営学を学び、建築知識ゼロから新卒入社3年目で主任に昇進し活躍するAさんにインタビュー。匠工房を選んだきっかけや仕事のやりがいなど、ざっくばらんにお話いただきました。
ー経済学部から建築業界。興味を持ったきっかけは何ですか?
小さい頃に新築した実家での家づくりがとても楽しかったことを、就職活動の自己分析を進める中で思い出したことです。
家づくりでは、打ち合わせのたびに営業の担当者さんが家の図面や模型を持ってきて、いろんな説明をしてくれました。間取りはどうするとか壁紙は何色にしようとか、当時まだ小学校低学年だった私の意見にも丁寧に耳を傾けてくれて、とても楽しかったです。親しみやすく頼りがいもあった担当者さんにも憧れて、「お客様と直接関われる建築業界の営業職の仕事に挑戦したい」と思うようになりました。
ー匠工房を知ったきっかけを教えてください
就職活動で利用していた、就活支援サービスの担当者さんからの紹介です。
お客様と関係性を築いていく建築業界の営業職に興味があること、入社後すぐに現場を経験できる職場を希望することを伝えたところ、条件に合う企業の一つとして匠工房を紹介いただきました。
ー匠工房に入社を決めたポイントは何ですか?
他社が新築や不動産売買をメインに扱っている中で「リフォーム」に力を入れている点です。
新築のようにゼロからではなく既存の構造を活かすリフォームは難しそうだと思いましたが、その分創意工夫のしがいがあるのではと、魅力を感じたんです。実はリフォーム住宅のビフォーアフターを紹介するテレビ番組が大好きで、その影響も大きかったかもしれません。
また「滋賀県で施工実績No. 1」として信頼のある企業で、自身も成長していきたいと思えたことも、入社の決め手になりました。
ー建築業界に不安はありませんでしたか?
正直なところ、建築業界や営業職に対して、ノルマや労働時間など重責なイメージは少なからず持っていました。
けれども、説明会や職場体験などで同年代の先輩社員が活躍されている姿を見て、「私も興味のある住宅の仕事に挑戦したい!」という前向きな気持ちがどんどん強くなっていきました。「経験しないと自分に向いているかわからない」と、飛び込んでみることにしたんです。
実際に入社してみると、いい意味でイメージとのギャップがありましたね。
無理なノルマは無く、あるのはお客様や仕事に真摯に向き合っていけば達成できるという納得感のある目標設定です。そして就業時間も、定時の18時には退勤する体制が整っており、残業はほぼありませんでした。
主任になった今では責任も仕事も増え、毎日定時上がりとはいきませんが、無理のない働き方ができています。
ー未経験からの学びに、ハードルはありませんでしたか?
知識があっても無くても、誰もが最初は社会人として初心者です。それならば、焦らずに入社後から頑張ろうと、実のところ事前に勉強はしませんでした。
もちろん、営業として専門知識は不可欠です。入社後には隙間時間を活用して効率的に、一生懸命学びました。もともと学ぶことが好きで、建築に興味もあったのでとっつきやすく、楽しみながら勉強することができました。
学ぶことすべてが仕事に直結する実感も、大きなモチベーションになっています。
専門用語、素材特性、構造や工程、営業としての話し方——そうした知識やスキルを身につけるほど、お客様へより良い提案ができたり、職人さんとスムーズに打合せができたりします。無駄なことは一つもない。頑張ればそれだけ良い仕事や家づくりにつながっていくという実感があり、本当に嬉しくて楽しいんです。
ー専門知識はどのように身につけていきましたか?
何より「現場に行く」ことが一番です!
入社後しばらくは先輩の打ち合わせや現場に同行させてもらえるので、そこでめいっぱい吸収していました。時には一日中現場に張り付いて、職人さんを質問攻めにすることも。工事の流れや作業の手順、建物の構造などを実際に見られる現場には、座学では得られない生きた知識や経験が溢れています。
ー学ぶうえで大切にしていることを教えてください
わからないことは都度メモして後で調べたり、現場の写真を撮って構造を研究したり、目の前の作業が工程全体にどう関わるのかを想像したり・・・学びをその場限りにせずに、深めることを意識しています。
質問する際も、「ここまではわかったけれど、ここがわからない」と自分なりに整理して具体的に聞くと、より明確に答えていただけて解像度がグンと上がります。
「使える知識」として仕事に生かすためにも、ただ「見る」「教わる」だけでなく、調べ・考え・想像したりと自分の頭を働かせることが大切ですね。
ー学生時代に学んだことが、仕事で役立ったと感じるのはどのような場面ですか?
経済学部だったため、数字を見ることに抵抗はありません。
お客様の理想を叶えることが一番ですが、会社の利益も確保するために、お見積もりを作る時には常に原価や利益率も大切な要素です。こうしたコスト管理や利益計算の面では、学生の頃に学んだ会計や簿記の知識がとても役立っています。
ー3年目の春に「主任」に就任。急成長の秘訣は何ですか?
知識ゼロからの3年が早いのかはわかりませんが、「主任」は入社当初からの目標だったので素直に嬉しいです。匠工房では新卒入社1年間は「OJT制度」があり、これこそが成長の秘訣だと思います。
新人研修とOJT制度では、「目標設定・報告・フィードバック」のサイクルを2週間ごとに繰り返します。
ホウレンソウの習慣が自然と身につく、記憶が新しいうちに振り返りと対策ができる、状況に応じて目標設定ができるなど、新社会人として仕事を覚えて成長するために必要なことが詰まっていてとても助けられました。中でも、先輩からフィードバックを丁寧にしていただけたことは一番の財産です。
「ここは良いけれど、この点がまだ足りないよ」「こういう力も伸ばしていこう」といったアドバイスが親身で的確で、自分の仕事ぶりを客観的に見つめ直すことができました。それがの成長の近道になっていたと思います。
※以下の記事でOJT制度について詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください!
一番近くでサポート!先輩社員と二人三脚でスキル習得と目標達成を目指す、匠工房「OJT制度」のリアルをご紹介!
ー案件はいつから任されるようになるのでしょう?
先輩の打ち合わせや現場に同行して仕事を覚えていき、1年目から実際の案件を任されます。早い段階で現場を経験できることも、大きな成長のポイントですね。
最初はトイレ交換などの単体工事からスタートし、徐々にお風呂やキッチンといった複合的な設備交換、さらにリビングの改装や間取りの変更など、より規模の大きな案件へとステップアップしていきます。
ー任されることに対して、不安はありませんでしたか?
最初はもちろん不安でいっぱいでした。それでも尻込みせずに、先輩に相談したり、入念に準備をしたりと、不安の種を潰しながら挑戦していきました。
何事も、経験がないと怖いものです。それでも回数を重ねて経験を積むごとに、知識もアイディアも増えていき自信を持って対応できるようになっていきます。
今でも不安なときには「これも経験、ここから学ぼう!」という気持ちで取り組んでいます。
ー仕事のやりがいを教えてください
お客様と一緒に、家づくりの楽しさや感動を共有できるところです。
匠工房では、一つの案件を初回打合せから納品まで、一人の営業が専属で担当します。会社によっては工程ごとに担当者が変わることも珍しくありませんが、一貫して担当するため、お客様との信頼関係をしっかりと築いていけるんです。
ご希望のヒアリング・プランのご提案・現場管理と、どの場面でもお客様の期待感が伝わってきて、「こんなことができますよ!」「楽しみですね!」と一緒にワクワクしながら進めていくのが本当に楽しいです。
納品後に「ありがとう、お願いして良かった」とメッセージをいただくと、嬉しくてやりがいを感じます。
ー仕事で大変なのはどんなところですか?
すべてが大変ですね(笑)。契約前のコスト管理やスケジュール調整をしながらのプラン提案、契約後の進行管理やお客様対応など、どの工程にも責任が伴います。
特に工事が始まってからは、構造部分に問題が見つかったり、予期せぬトラブルや追加のご要望などが発生することが多く、気を抜けません。お客様のお住まいに関わる工事なので、小さなミスが大きな迷惑につながる可能性があり、常に緊張感を持って臨んでいます。
ー印象に残っている失敗談があれば教えてください
お客様のイメージとこちらの認識にズレがあり、誤った仕様で工事してしまったことがあります。完成後にお客様のご指摘で発覚してから修正工事に1週間かかり、大きなご迷惑をおかけしてしまいました。自身の仕事はお客様の暮らしに関わっていること、それを守る責任を負っていることを痛感しました。
また、このことはお客様に対して「伝えたつもり」「理解したつもり」「確認したつもり」で生じたすれ違いが招いた失敗です。コミュニケーションの難しさと大切さにも気付かされました。
ーその経験をどのように生かしていますか?
どんなに些細なことでも、疑問や違和感はその都度きちんと確認すること。言葉や文字だけでなく、きちんと画像や写真を用意してイメージを共有することを、一層意識するようになりました。
お客様とはLINEでつながり、休みの日以外はすぐに返信するようにしています。LINEのメッセージだと気軽さがあるのか、打ち合わせ時には出てこなかったご要望や質問をいただくことも多いです。画像のやりとりもしやすいため、お客様とのコミュニケーションに欠かせないツールになっています!
ー「未経験でもやっていける」と思えたのはどんな瞬間ですか?
私の未熟さを承知の上で契約してくださったお客様から「一生懸命対応してくれるあなたを信頼しているから大丈夫」と言っていただけたときです。
お打ち合わせの中で、若さや経験の浅さはどうしても伝わってしまいます。それでも任せてくださったのは、私の経験値ではなく「行動」を見てくださったから。わからないことは正直に伝え、すぐにきちんと確認してから回答するなど、誠実に向き合う姿勢を評価してもらえたのはとても嬉しかったです。
「自分のやり方は間違っていなかった、やっていける!」と、自信が湧いてきました。
ーこれから建築業界を目指す就活生にメッセージをお願いします!
どんなことでも、最初は誰もが未経験です。社会に出る前の就活生ならなおのこと、すべてが未知の領域だと思います。
不安や恐れを感じていても、それは「まだ」経験がないだけ。落ち込まずに、まずは一歩踏み出してみてください。
「経験はこれから。踏み出した先で積めばいい!」
そんなやる気さえあれば大丈夫。行動していくことで、きっと自分らしく働くことができるようになります。
そして何より、建築業界は本当に面白いです。
構造・素材・デザインなど、学ぶべきことは多いですが、知れば知るほど可能性が広がっていきます。自分の提案でお客様の夢を叶えることができ、家づくりのワクワクを共有できる・・・そんな醍醐味が、この仕事にはあります。
あなたも思い切って飛び込んで、建築業界の楽しさを実感してみてください!
匠工房では専門知識ゼロからでも活躍できる「リフォーム営業職」を募集しております。
以下の募集要項をぜひご覧になってみてください。
リフォーム営業職_募集要項